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社員インタビュー

深川医療器の魅力や雰囲気を
インタビューで感じてみよう

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深川 竜
/代表取締役社長

代表取締役社長:深川 竜

創業からのこれまでの歩み
昭和32年(1957年)に、私の祖父の優が創業いたしました。
呉で医療機械の販売と、車いすのオーダーメイドをスタートしたのが始まりです。

日常生活に支援が必要な方。それは高齢であったり、あるいは障害をお持ちだったり、あるいは病気、がんの方や若い方でも、40歳ぐらいで介護保険を使えるようになっています。そのような方は、普段我々が日常生活で出来ることが出来なくなってしまいます。

例えば、足をねんざしたら歩けなくなりますよね。ギプスが要るだとか、骨が折れたら大変です。

特に高齢者の方は、段々と筋力が低下して歩けなくなります。先ほど言ったように、日常生活で普段出来ていたことがだんだんと出来なくなります。

そういった時に福祉用具、杖や手すり、車いす、あるいは起き上がれなくなった場合は介護ベッドであったり、日常生活で支援が必要な方を福祉用具で支えることが私どもの大きな事業の柱になっています。
お客様ケアに集約された深川の強み
当社は障害者の方の車いすオーダーメイドからスタートして、医療の分野、そして今は介護の分野と、それら3つをワンストップで提供できるので、それが一番大きな強みだと思っています。

先ほどインタビューにも出てきた越智も含めて、車いすや義足の社員など、身体障害の社員が5名ほどいます。身体の痛み、お客様の痛みが直接分かる社員がいて、そういう彼らが活躍しています。

商品では差別化できません。しかし社員の温かみだとか、人の痛みが分かるところが違うんじゃないかなと思います。
『みんな違ってみんないい』個性豊かな社員たち
寡黙といいますか黙々と自分の仕事をコツコツやるタイプもいれば、パフォーマンスする社員もいますし、やはり個性豊かだなというところをすごく感じます。

営業所によっても全然違います。広島は非常に賑やかだったり、呉は割と女性が賑やかだったり、福山は割と大人な雰囲気だったり。本当に個性的なメンバーが揃っていると思います。
社員がつくりだす社風
社員ともども「和を大事にする」という社是に向かって進んでいると感じています。

ただそんな中でも、先ほどお話しした事業所ごとによってカラーは全然違いますので、社風というよりは『営業所風』みたいなものはあるかもしれないですね(笑)

ただ、その中でも口を揃えて皆さんおっしゃっていただいているのは、仲間のためにといいますか。会社がどうこうというよりも、言葉は悪いですけど「迷惑をかけてはいけない」とか「仲間の力になりたい」とか。

そんなことを各社員が言ってくれているのは、本当にありがたいです。
社員の能力を発揮するための職場づくり
価値観をみんなで共有するというのが、1つ大きな人事の方針になっています。

価値観を揃えるというのは、この人が良いとか、この人が駄目とかそういうことではなく、当然人それぞれ違うので、みんな違っていて良い。そこを醸成したいと思っています。

価値観を共有できる勉強会をやっているのと、朝礼で本をみんなで読んで、その後雑談する。そんなことをやらしていただいています。そこは結構場が温まって、今日も1日頑張ろうかなと、そんな意識に繋がっていってほしいなと思っています。

よく例えでも、富士山の登り方で、5合目からこっちから登るとか、○○ルート、△△ルートがあると思いますが、目指すところは1つで、みんなで良い成果を残す。

そこにたどり着くには、やっぱり協力し合う仲間が必要です。みんなで同じようにルートを登らなくても、じゃあ私はこのルートで行ってみると。その時に、支援が必要な人が助けに行けばいいわけです。だから、個性は大事にしたいなと思っています。

この建物は約40年前の建物で、躯体は鉄骨なのでしっかりとしているのですが、作りが色々痛んでいまして。本社は利益を生むものではないので、そんなにお金をかけてもなとは思っていましたが、やっぱり働く社員の方のモチベーションにはきれいな、整ったオフィスで働きたいというものもありますよね。

自分自身もサラリーマン時代に、移転のプロジェクトにも関わらせてもらい、非常にきれいな良いオフィスに移ったという経験もあって、そういうものをみんなで経験できたら良いというのもあり、来年の65周年のタイミングを新しいオフィスで迎えようと思っています。

カフェテリアみたいなものがあるじゃないですか。カウンターバーみたいな。お酒を飲むかは別として、カウンターバーのようなカフェのような、キッチンのようなところは作りたいと思っています。

今は食堂らしい食堂もないですし、事務の女性の方もだだっ広いところで黙々と食べていますから、なんと言いますかリビングルームのようなものも用意してあげたいなとは思っています。

会社に来たくなるような、木と緑があふれるオフィスのようなものを作ろうかと思って、いま色々と打ち合わせをやっている途中です。
新型コロナウイルスの影響と変化について
直撃を受けた業界業種は色々あると思うのですが、医療、介護の部分はエッセンシャルワークといいますか、コロナだからといって介護ベッド、車いすが要らないという状況にはなりません。淡々と日常が続きますから。そこを支援するのが我が社のお仕事です。

訪問する部分では結構不具合がありましたけれども、業績そのものは直接の大きな影響はありませんでした。今回は本当に業界に感謝しています。

まず、オンライン化で省略できる部分はかなり省略できました。時短といいますか、そういったことには逆に良かった面があったかもしれません。

毎日の朝礼は各拠点でやっているのですが、例えば月に1回、全体の朝礼ということで、私だったり、あるいは拠点長の方からのメッセージとして発信したり、情報共有でグループウェアを使うようになったことも変化として1つ大きなものかもしれないですね。
社員の家族も楽しめる社内イベント
これ(※旅行写真)は完全に会長の趣味ですよ(笑)

全員が全員では来られないのですが、希望する社員さんで毎年倉橋島という島に行きます。30年ぐらい使っている民宿があるのですが、そこへ泊りに行って、バーベキューをやって、海に入って、水上ボートに乗る。そんな、ただただ食べて飲んで笑ってみたいな。

日帰りする人もいます。日帰りするメンバーを入れて50人ぐらい。家族を連れてきたりして。今はコロナもあって出来ていないのですけれども、3歳ぐらいの社員の子供が気付いたら7歳ぐらいになっていたり、子供の成長が見られてなかなか楽しい会です。

秋には秋レク(=秋レクリエーション)といって梨狩りをします。梨の木をみんなで狩りに行くと言って、バーベキューするのがメインですけれども(笑)、そこでも家族の皆さんやお子さんを連れてきてくれて、毎年1回子供の成長が見られる、そこはすごくうれしい瞬間ですね。
深川医療器の変わらぬ役割
創業当時に祖父が描いていた未来、40年後は高齢者の国になるということを、私は小学校の時に言われていまして、ものすごい先見性といいますか、そういう風になるのが見えていたのでしょう。

同じく障害者の方も、交通事故や、色々な病気で増えています。交通事故もだいぶ少なくなりましたので、今は少し減っているようですけれども。ですが、依然としてそういった方が人口増と共に増えています。

基本的なスタンスとしては人のお役に立つといいますか、福祉用具を通して、経営理念である「安心をお届けする」というところがあります。時代がどう変わろうが、支援が必要な人を支援する。道具を通して安心をお届けし続けるところは、これからも変わらない当社の姿勢です。
未来のビジョン
当社が今、創業64年で、来年65年です。私が掲げる「100年企業を目指す」ということで、あと35年あるんですけれども、良い仲間を連れてしっかりと歩み、100周年を目指したいと思っています。
ありがとうを生み出す会社へ
当社のお仕事は、身体の不自由な方にサービスを提供することです。それによって、たくさんの「ありがとう」を言っていただけるお仕事です。

そういった意味ではありがとうをいただいて、そのありがとうを次に繋げていく。ありがとうの連鎖を引き起こし、ありがとうをばらまく。こんな感じで、社員さんと楽しく毎日やっています。

採用については、心で頑張っていきたい、仲間と一緒にありがとうを作っていきたいという、そんな方にぜひ応募していただきたいなと思います。心採用ということでお願いします。
最後にメッセージをお願いします
本日は、私の話を最後まで聞いてくださいましてありがとうございました。

私どもは、日常生活に支援が必要な方へ、あらゆるサービスを通して安心をお届けするという思いで、ずっとやってまいりました。

この思いに共感してくれた皆さん、ぜひ一緒に働きましょう。皆さんをお待ちしております。

本日はありがとうございました。